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社長を知る

新しい発想を持った皆さんと楽しく仕事がしたい

お客様に喜ばれるものを作ること、
そして固定観念にとらわれず、常に新しいことにチャレンジすること、
それが「仕事のやりがい」であり、「楽しく仕事をする」ことではないでしょうか。

株式会社アスネット 代表取締役

阿部 一尋

社長のお話のなかでよく「楽しく仕事をする」という言葉がでてきますが、社長が思う「楽しく仕事をする」とは具体的にどのようなことでしょうか?
仕事での経験が自分の成長につながる
自分の成長が楽しく仕事をすることにつながる
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まず、ITエンジニアとして働いていくために1つのことを突き詰めていけるのか、ずっと勉強をし続けるのが苦ではないのか、新しいことを生み出すことに積極的に取り組めるのかというのは重要なポイントだと思っています。

仕事はそもそも「自分のため」にやるものだと思っており、教えてもらわなかったからやれない/やらないではなく自分で考えて、周りとコミュニケーションをとりながら「自分のため」に仕事をやっていくべきだと考えています。

私も元々サラリーマンをしており、誰かに指示されてるだけで仕事をやっているうちは自由もなく、なかなか楽しいという感情にはなりませんでした。でも、ある程度仕事ができるようになってきて、1人の社会人として仕事を任せてもらえるようになると自分の自信にもなり、できるようになった分だけ自由がきくようになって仕事が楽しいと思えるようになりました。
だから、アスネットでは社員それぞれが裁量をもって仕事をしていくことを目指してもらいたいと思っており、それが「自分のため」であり、「楽しく仕事をする」ということにつながっていると思っています。
アスネットという会社を通していろんな出来事があったと思いますが、社長として会社を経営していくうえで重要だと考えていることはどんなことでしょうか?
社員と切磋琢磨し、新しい変化を取り入れ会社を経営していくこと
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これまで会社をやってきてよかったなと思ったことは、「悪かったこと」から学べたことです。
アスネットは、創業当時からリーマンショックまで、お客さん先にエンジニアを常駐させて、 お客さん先の業務をこなす形式での仕事しかやっておらず、リーマンショック時に一気に仕事がなくなってしまいました。そこで初めて、自社でのサービスやプロダクトを提供するということの重要性を感じ、考えが足りていなかったと痛感しました。

当時の社員には休業をお願いしたり、手当をカットしたり、かなり苦しい条件をのんでもらいもしましたが「解雇する」という選択肢はありませんでした。他のものと違って、人材は簡単には替えのきかない財産だと思っているのでそれなりに我慢をしてもらいはしましたが、それでもついてきてくれる人を手放す選択肢はなかったからです。
さらに、しっかりと自社のサービスやプロダクトを提供していこうと思い、新しい変化を取り入れたくてリーマンショックと同じ年の2010年から新卒採用をはじめました。そこで入ってきた新入社員を中心にAndroid開発を始めたのが、今のアスネットの形の第一歩ですね。
アスネットでは様々な働き方を取り入れていますが、社長がイメージする社員の理想的な働き方はどのようなものでしょうか?
社員の意見を聞き、可能な限りいい労働環境を実現していきたい
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特にイメージはないですね(笑)
社員にとっていい環境であることが一番だと思うので、今ある制度に関係なく社員それぞれがこういう働き方がいい!という意見があれば、可能な限り実現していきたいと思っています。 結果的にそれで社員が良いパフォーマンスを発揮できるのなら、それが会社の利益につながると考えています。

新型コロナをきっかけに全面リモートワークを導入できたことは1つの恩恵だと思っており、 社員それぞれが働きやすいというなら、世情関係なくリモートワークを続けていければと思っています。

ただ、「自由」には「責任」が伴うものだと思っています。
リモートワークでもオフィスで仕事をするにしても、自分の仕事に対して「責任」をしっかり負える人ならばどこで、どんな働き方をするかは、その人が「自由」に決めていいと思っています。
さらに、その「自由」は実績があって、仕事を任せる側のその人への信頼があってのことだと思っているので、そういった意味でも、社員には自分のために積極的に業務に取り組んでもらいたいし、裁量をもって仕事ができるようになってほしいと思っています。そうでなければ、権利だけ主張するような人には誰もついていかず、結果的に自分で自分の立場を苦しめることになると思います。
実際のところ、社員の1人は黙って台湾に移住しちゃいましたしね(笑) もちろんそれまでの信頼の構築があって、仕事に責任を持てる人だから許容しました。 それができていれば、ワーケーションみたいなのも大いにありだと思っています。

個人的に思うのは、「仕事ができる人」は危機管理が上手い人だと思っています。何をしなきゃいけないのか、何をしちゃいけないのかいくつもの選択肢をもっていて、もし何か不測の事態が発生しても自分でリカバリーができるということが、仕事に責任を持つ=自由につながっていると思っています。
アスネットの今後目指すところについて教えてください。
お客さんのニーズに応えられるように、
積極的に新しい技術を取り入れていきたい
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自社プロダクト、自社サービスを積極的にやっていきたいですね。

やはりIT企業なので、技術を全面に出していきたいと思っていますが、IT技術を駆使して顧客の仕事をサポートするシステムを作るという意味では、接客業などと同じように技術者も相手の立場にたって物事を考える力が必要だと思っています。そして、顧客の要望を実現していくためには古い技術ももちろんですが、新しい技術も駆使していく必要があると思っています。
だから、会社としてお客さんのニーズに応えられるように、積極的に新しい技術を取り入れることはしていきたいと思っています。

協業については、自社だけでは足りない部分をお互いに補い合えるような関係性を作っていきたいと考えています。1社ではできないことでも、複数の会社が集まればできる可能性は何倍にもなる。そうやって会社同士が成長し合えるような関係を築いていけるところと仕事をしていきたいと思っています。できれば、会社単位で社員一丸となって成功を収められるような仕事のやり方ができるならぜひ取り組んでみたいと思っています。

以前聞いた話でいいなと思ったのは、ある会社が全国的に商品を売り出すために自社内の業務システムなどを見直す際、システムの構築や改修を依頼した会社があって、そこと二人三脚で業績を伸ばすために業務システムなどを改善していったそうです。
そして、ある年の締めくくりにそのシステムの会社に対して、
「あなたの会社があったからうちの会社がここまで成長できました。」
と感謝の意を表したという話を聞いて、アスネットでも会社単位での成功を分かち合えるような関係性を協業社のみなさんと作っていきたいと強く思いました。
それが結果的に、どちらの会社にも利益を生み、社員それぞれにとっても成功体験として印象付けられることでモチベーションになってくれたら、私自身嬉しく思います。